6/11 Fate/stay night #22レビュー

 むー、一週遅れのペースが板についてきてしまいました・・・。まぁ、当該週分を見てない人が記事だけ見ちゃうとかが減りそうなのでいいことにしましょう(ぇー



「第二十二話 願いの果て」


「イリヤは聖杯戦争が進めば進むほど壊れていくように作られてるの」
 イリヤは元々聖杯として作られたからだな。聖杯という機能を果たすためには当然人間の部分が邪魔になる


「何者かがランサーのマスターの令呪を奪いランサーと再契約した?」
 ランサーを召喚した本来のマスターはすでに殺されていて、令呪を奪ってランサーと再契約したということだ。余分に手に入れたサーヴァントだったからこそ、偵察だけという贅沢な使い方ができたということか


「この槍で刺された傷は決して癒されることはない」
 誰しも思うことだろうが、士郎体に穴開けられすぎ。とはいえ原作だと40回は死んでるしな。そこから考えれば体に穴が開くくらいなんともないね!


「10年前おまえは本当に何も恨まなかったのか?」
「たくさんの死に掛けの人を無視して走った。そこまでしたからにはちゃんと生きないとウソだと思った」
「その痛みを抱えて、前に進むことだけが唯一失われたものを残す道じゃないのか」
「おれは置き去りにしてきたもののために自分を曲げることはできない」
 士郎はこう考える。
 10年前の大災害において唯一の生き残りである自分。目の前で助けを求める人たちがいてもなすすべもなく死なせるしかない。助かった自分が死んだ人たちの命も背負っていかなくてはいけない。自分は死んだ人たちのためにも、今までのことをなかったことにするなんてできないのだ、と。


「もう一度選定をやり直したい」
「己の一生を誇れるのなら、その結果がたとえ滅びであったのしてもやり直しなど求めてはいけなかった」
「聖杯が私を汚すものならばいらない、私が欲しいものならばすでにそろっていたのだから」
 セイバーはおそらくそう考える。
 聖杯を手に入れて、王の選定を再びやり直たい。もっと他にふさわしい王がいて、自分が滅ぼしてしまった国をよりよい方向へ導いてくれたのではないか。
 だが、選定の剣カリバーンを抜いた時、自分がこの国を導くと誓ったはずだ。その誓いまでなかったことにしていいのだろうか。王として駆け抜けた自分の人生は無意味なものであったのだろうか。
 セイバーはそれをこそ否定する。王になると決めた瞬間から王として使命を果たしつづけ、その人生は人に誇れるものであった。その過去をなくしてまで得るものに真実などありえないのだ、と。


「追い詰められた私は現れた聖杯に触れた」
「聖杯は巨大な兵器と同じだよ。持ち主の願いを純粋な破壊だけで叶えるのだ」
「持ち主以外を殲滅する呪いの壷だ」
 10年前の大災害は綺礼が聖杯に触れたことが原因だった。実は聖杯とはただの純粋な魔力の集まり。またその膨大な魔力量故に、根源の渦への扉とも言われる。
 たしかに聖杯は持ち主の願いを叶えるだろう。自分以外の人間が全て死ねばそいつの願いは間違いなく叶うだろうよ


「俺は、俺の心情に肩入れしてるだけだ!」
 ランサー兄さんかっけぇよ! さすがクー・フーリン! このゲームやるまで知らなかったけどな!


「持ち主を癒す聖剣の鞘、それを植え付けることで死に掛けた命を救ったのです」
 大災害の原因が自分にも関わりあろうことは気が付いていた切継。求めた聖杯の真実にも絶望し、そのような物のために数多の数の命を蹴落とした自分も許せなくなったことだろう。償いのつもりで一つの命を救ったのであろうか。
 自分の勝利と命を生み出した聖剣の鞘、それをためらわずに明け渡すことで望みのなかったはずの命を救った。一つでも救えたことでいくらかでも和らぐことができたのだろうか


「セイバー、聖杯を壊そう」「はい、貴方ならそう決断すると信じていました、マスター」
 ここに最終局面に向けて立ち位置が決まることとなった。もう苦悩も恐れもいらない。全ての原因が聖杯にあるのなら、それを破壊するだけ。

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レビュー・評価:Fate/stay night/第22話「願いの果て」 | ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン (2007-08-31 21:18)
品質評価 20 / 萌え評価 25 / 燃え評価 8 / ギャグ評価 38 / シリアス評価 71 / お色気評価 7 / 総合評価 30レビュー数 108 件 第22話「願いの果て」についてのレビューです。