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11/14 灼眼のシャナ (11) レビュー・後半

 というわけで後半であります。

[3 清秋祭始まる」]


「一つだけ心に決めよう、悠二。 ~(中略)~ そう、『立ち向かう』って」
 自身の存在と同義だったフレイムヘイズの使命、常にそうあることで進んできたシャナ。ここであらたに自分のよくわからない気持ちと向き合って一つの回答を得た今、その言葉はより重さを増しているように思われる。
 
 悠二があんなにも吉田さんとシャナの間で悩むのは、自分はすでに死んでいて日常に戻れないことを予感している事に起因する打算から、向けられている好意に甘えてしまうのではないかと恐れてるんだと思うけど。
 私は、悠二自身はシャナに惹かれてると思っている。ある意味あの燃える夕日の時の出会いの時から既に心奪われてるような気がしなくもないんだが。
 そりゃ吉田さんは可愛い子だけどね(私言。悠二が吉田さんを可愛いと思うのは、一般的な視点からのことが多くて、向けた想いのベクトルがシャナへのそれとは違うような気がする。




感嘆の声を受けるに相応しい、見事な花が二輪、咲き誇っていた
 他言無用。再単一言。
「萌えろ」
と、思ったけどもう少し。 今までは吉田さんに押されっぱなしだったシャナがほとんど対等に並べられるようになっただけど、それはやっぱシャナ自身がフレイムヘイズ以外にも目を向けられるようになったってことが大きい。
 普通は、人間とフレイムヘイズの部分が復讐という名の糸で結ばれるが、最初からフレイムヘイズたらんとして育てられた少女は恋という名の糸で人間の部分と結ばれるわけだ。
 そこに生まれたのだ、偉大なツンデレが!



「ままみてー、みどりいろのけーわん」
 普通に吹いた。一応念のため、[緑色のK-1]ですな。でも私がイメージしたのは超人ハルクだったのさ。


「うん・・・・・・賑やかで、楽しいね
 "人間"なら祭りは楽しい。人と接することも、一緒に騒ぐ事も。一部例外もあるかもしれないケドナー。


「情にすがって時間を稼ぐってわけね」
 悠二が見せた銀の炎。マージョーリーはどう捉えるか。これも次巻の見せ所になりそうだ。


そして、もう一人、見た目には特別派手なとこのない少年が、衆目を引き付けていた
 このよくわからないが存在感があるというのは、フレイムヘイズの描写に使われていた表現だな。それは内に秘めた莫大な存在の力に由来するものだから、悠二も同じことをし始めているということになる。つまり、存在の力を制御しより強く自分をこの世に顕現させる―――


「その、私達が一緒だったのに、ずっと楽しそうだった、ですよね?」
 ライバルの不気味な沈黙。発散させるより溜め込むほうが怖ろしいのが怒りというものだが、真実は全然違うので安心。


「悠二! 私、悠二が―――」
 いきなり言っちゃうんディスカー? 向かっていけるわかったら容赦ないのね。そして、迫る"彩飄"フィレス。次巻大混迷の予感。楽しみだわー。



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